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凌辱

当面の資金繰りを確保したことで、安堵感は得られたが、依然として客足は鈍かった。客は一日に二人ほど。時には一人も現れない日もあった。そうこうしているうちに、政府から非常事態宣言が発出された。美容業界は、全面閉店が求められたわけではなかったが、...
凌辱

弥穂が夫と共に、横浜市にあるこの街に引っ越してきたのは、昨年の年末であった。夫の零士が生まれ育ったこの街で、夫婦は自分たちの美容室を開業することになっていた。弥穂が零士に出会ったのは、三年前。当時は、二人とも、表参道の有名サロンで勤務してい...
凌辱

プロローグ

「チンタラしてんと、早う、パンティ脱げや、早う!」「む、無茶を言わないでください、他のお客様もいるんです、それに主人も……」 白を基調とした明るいヘアサロンの店内。都会的な店の雰囲気にまるで似合わないそのてっぺん禿げの中年男性は、スタイリン...
凌辱

私はこれまでの西條君との関係を、その夜で終わらせた。……でも、同時に。全然違った形の関係が、始まってしまった……私を何度も大きな波で攫ってから、添田さんも果てた。「添田さん、私、とっても幸せです。あなたに、イジメてもらって、愛してもらって」...
凌辱

添田さんは、すぐに中に入ってきてくれた。いつもみたいに、丁寧な前戯もじれったくて、私が急かしたから。私の身体は、添田さんを貪った。入ってきた、その瞬間から、電流が駆け抜けた。 添田さんのいない間の一か月。散々弄ばれた私の身体。今まで、添田さ...
凌辱

「俺、諦めてもいいよ。摩耶さんが彼氏さんとのセックスで、イクところ見せてくれたら」「……はぁ?何言ってるのよ、バカじゃないの」「無理かな?やっぱり、うまくイカせてもらえないからかな?」「そういう意味じゃないの。無茶言わないで、お願い」「俺、...
凌辱

これを読んでいる人は(今のところ誰にも読ませるつもりはないのだけれど)、きっと呆れてしまうと思う。こんなに後悔して、自己嫌悪に苛まれているのに、私はさらに救いようのない罪を重ねた……無理やり結合を解いて、起き上がった私がパンティを拾い上げる...
凌辱

ウソの証言によって自分をふしだら女に仕立て上げる。その最低の一幕が終わると、そこからは、表向き平穏な日々が戻ってきた。笹山は商社に復帰したとはいえ、オフィスは私の職場のある本館にではなく、別の建物にあった。聞くと、IT関係の部署か何からしい...
凌辱

そういうわけで、翌日。私は早速人事部長との面談の場にいた。執行役員も兼ねた部長だったから、役員フロア内の個室で。膝くらいの高さの、応接テーブルを挟んで、ソファに腰掛け、嘘の証言を重ねた。「笹山課長には……いろいろ、優しくしてもらって、仲良く...
凌辱

あのセクハラ研修の夜。カレは私の中で射精することはなかった。いや、出来なかった。「さすがに最後の最後までは、まずいだろぉ。コンプライアンス的にさぁ」と笹山がそう言って、男子社員達に命じて、身震いする西條君を私から引き剥がさせた。カレのペニス...

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