[あらすじ]
私の名前は、笠谷摩耶。派遣社員。派遣先の会社は例の新型ウィルス感染爆発の影響で全館閉鎖。契約の都合で、在宅勤務も認められず、一時休業状態に。ひそかに好意を寄せる男性社員から、自宅で仕事を手伝ってほしい、と言われてから、私の人生は大きく変わってしまった。

凌辱専業作家が描く、女性一人称作品。「拗らせ女子」が語る、甘く、切なく、狂おしい奈落。

2026.01.11 永井 亮
女性一人称、ハード、処女、拗らせ
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目覚めると、目の前の優奈ちゃんと目が合った。彼女は既に目を開いてこちらを覗き込んでいた。
「おはよう。もう、起きてたんだ」
 頷く彼女の表情は暗く沈んでいた。うっすらとだけど目の下に隈が浮かんでいるように
も見える。剥き出しの肌を重ね合わせて、快感を貪った末に沈み込む眠りは、深く、心地
よかった。悪夢のような昨日の記憶さえ癒されるような時間だったけど、彼女にとっては
そうではなかったらしい。
「眠れなかった?」
「少しだけしか…」
「大丈夫?」
 また、朝が来る。性欲処理の道具にされるために、会社にいかないといけない。憂鬱なのは当然だけど、昨晩あんなに激しかった彼女の姿とは、あまりに対照的で、私は少し戸惑ってしまった。
「会社、いけそう?」
「私、摩耶さんに言ってないことがあるんです」
「うん。なにかな?」
「今日は、社長の前で、芸をしないといけないんです」
「芸、って?」
 優奈ちゃんは、毎週月曜日には必ず、社長の性的興奮を誘うような余興をすることになっていた。内容は、自分で考えたものでなければならず、同じもの繰り返しは認められないという。昨日の午前は私の騒動で社長の予定が狂ったこともあり、スキップされたが、そんな時は必ず翌日に要求される。
「実は、まだ、何も思いついていなくて…」
「その場合は、どうなるの?」
「社長のリクエストすることを、しないといけません」
「それって…えっと、例えば?」
「たとえば…か、かんちょう、されることもあります」
 かんちょう、カンチョウ?音が、頭の中で言葉にならない。
「えっ、一体、何のこと?」
「だ、だから…お尻に、お薬を入れる、あの」
 私は、言葉を失った。安らかな眠りの余韻も吹き飛んでしまった。
「優奈ちゃんは、実際に、それを、されたことが……?」
「はい。二度、あります。社長と鈴原さんに社長室で取り押さえられて、お薬を入れられて、そのまま、セックスさせられました。破裂しそうなほどお腹が、苦しくて。でも、社長室で漏らしたら、もっと酷い罰を与えるって言われて、必死で我慢しました。私が、苦しんで、我慢したらするだけ、膣の中が、キツくなるとか、そんな理由で、社長は浣腸プレイが、大好きなんです…挿入されて、それから、」
 そこまで聞いて、耳を塞いでしまった私を見て、優奈ちゃんは口ごもった。
「…ごめんなさい、驚かせてしまって」
「何か、考えないと。どうしよう」
「もしかしたら、社長、摩耶さんにまで、それを求めるかもしれなくて…何かいいアイデアがないか、ずっと考えてたんですけど、どうしても思いつかなくて」
 ああ、だからこの子は、眠れなかったんだ。自分一人、快楽のあとの安息を享受していたことが、後ろめたい。
「たったひとつだけ、思いついたのが…ああ、摩耶さん、怒らないで聞いてください。えっと、その、橘社長の前で、私と……してくれませんか?ちょうど、昨日みたいに」
 私たちは、運命共同体。同じ立場の、囚われの身。私は、迷わず頷いた。

早朝の社長室。ひじ掛け椅子にふんぞり返った橘社長と、その傍らに立つ秘書の鈴原。彼らの前で、優奈ちゃんと私は、下着姿で並んで立たされている。優奈ちゃんが、本日の余興の内容を説明すると、橘社長の顔がニヤリと歪んだ。

「ほほぉ、レズビアンショーをやるってわけだな。さては優奈、昨晩この笠谷摩耶君に手を出したんだろう、違うか?」
「…」
「あら、社長の質問無視するつもり?社長、お仕置きに、アレ、やりましょうよ」
「あっ、ああ!違うんです、ごめんなさい、そんなつもりでは!どうか、お許しください。はい、この、摩耶さんに…昨夜、お、お相手、いただきました」
 鈴原の言う、アレ、とはなんだろう。やはり、優奈ちゃんの取り乱しようから察するに、浣腸のことだろうか。やっぱり、本当だったのか…。
「だーかーらぁ、あなたは先輩なんだから、敬語なんて使わなくていいのよ。摩耶でいいの。このぽっちゃり体型の可愛い摩耶を、犯ったんだよね、うん?」
「は、はい」
「で?誰に、何をしたんだっけ?」
「う、うぅぅ、ぽっちゃり、体型の、摩耶を、犯しました…」
 優奈ちゃんが、私に向けて申し訳なさそうな視線を送りながら、言わされたセリフを口にする。いいの、分かってるから、私のことは気にしないで。私も視線で応答した。
「くくくっ、いいぞ。先輩奴隷らしくなってきたじゃないか、優奈。で、摩耶君の方は、どうだったのかね?是非感想を聞かせてくれたまえ」
「か、感想と言われましても、い、痛いっ!」
 バチン、という乾いた音とともに、お尻のあたりに、鋭い痛みが走った。振り返ると、鞭を持った鈴原が立っていた。
「な、何をするんですか、やめてください」
「あら、優奈から聞いてなかった?秘書奴隷の粗相には、どんなお仕置きがあるか?鞭なんて可愛いもんよ」
鈴原が大袈裟な身振りで、鞭を二度、三度と振り下ろした。私の右の二の腕と、そして両足の腿の部分に、鞭が食い込んだ。
「鈴原先輩、お願いです、もう、そのぐらいに。私が、きちんと、伝えていませんでした。私のせいです。鞭なら私に!」
「そう?じゃあそうしようかしら。お尻、出しなさい」
 優奈ちゃんは、パンティを膝まで下ろして、中腰の姿勢になり、お尻を鈴原の方へ向けた。私にしたよりも一層激しく、鞭が振り下ろされた。バチーン、バチーン、バチーン。
優奈ちゃんは、奥歯を噛みしめるようにしながら、声も出さずに痛みに耐えている。私が抵抗したせいで、彼女は鞭うたれている…。私と言えば、恐怖で、足がすくんで、何もできない。
「ははははっ、ずいぶん薄情だなぁ、この後輩奴隷は。先輩が痛い目に合わされているのに、知らんぷりか」
「もう、優奈さんを打つのはやめてください。謝りますから!」
「ふん、手間を取らせるんじゃないぞ。で、優奈との絡みの感想を聞いてなかったな。どうだったんだ?」
「とても、す、素晴らしかったです」
「それじゃ分からんよ。何を、どうされて、どんな風になったんだ?」
「えっ…と、あ、アソコを触っていただいて、き、気持ちよくなりました」
「ちっ、小学生みたいに幼稚な感想だな」
「おい、優奈、手本を見せてやれ。お前の感想は?どうだったんだ?」
「はい…、舌で、摩耶の口の中を、隅々まで舐めまわしましたら、摩耶の方が、うっとりとした表情になりました。それから、摩耶の方も、お返しに涎をたっぷり返してくれて、お互い、発情したようになって。それから互いに、オマンコを触りあったら、ふたりとも、ぐちょぐちょに濡らしていました」
「ほら、聞いたか、摩耶君。奴隷秘書たるもの、これくらいねちっこく表現できなきゃだめだぞ」
「社長。今日も予定が詰まってますから、そろそろ始めさせませんか?」
「ああ、そうだな。よし、いいぞお前ら、ちゃっちゃとおっぱじめろ。どちらかがイクまで終わらんからな、ほら、始めぇ!」

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