「許せない、…中で、出すなんて…」
雄星が膣内で長い長い射精を果たすと、ちょうど映画はエンドロールに差し掛かった。朦朧とする意識に鞭うって、里穂は衣服を素早く身に着けたので、なんとか裸身を第三者に晒すことは回避できた。呆れるほど大量の白濁を密壺に注がれた里穂は、劇場を後にするなり、激しい怒りを覚えた。
「あなたたちの言うとおりしてるじゃない、どうしてこんな目にあわなきゃいけないのよ!」
シネコンの入り口広場で、里穂は目に憎しみの炎を燃やしながら、雄星を睨みつけていた。
「そんなに怒らないでくれよ。僕も最後は外に出そうとしてたんだけどさぁ、くくく、先生があんまりキュウキュウ締め付けるからさぁ、引っこ抜けなかったんだ、仕方なかったのさ。な、仲直りしようぜ」
雄星は余裕綽々で里穂の怒声をいなし、里穂の腰を引き寄せ、唇に口づけ、強引なディープキスを仕掛けた。
「むぅぅ、むぅぅぅ、…やめてよ、もう!」
里穂は雄星の胸を突飛ばすと、足早にその場を立ち去ろうと踵を返した。ドレスと下、膣の奥から溢れかえった精液を拭わなくては…。
だが、今度は宗介がすぐに追いつくと里穂の手首を掴んだ。
「おいおい、先生、どこいくんだよ?」
「お手洗いよ!放して!」
だが、宗介はがっしりと掴んだ手を放さない。
「へへ、トイレなんて行ってる暇ないよ。今度は僕とデートなんだから」
宗介は里穂の進路を阻み、腰元に手を回して階下へと向かうエスカレーターへ誘う。雄星によって汚された膣内を拭うことも許されず、女教師の肉体は宗介へと引き渡された。
嫌悪感を露わにする里穂を制するように、宗介は里穂の臀部に手を添えると、ギュウっと股間の方へ向かって指を突き立てた。ドレスの布越しに、爛れた肉割れが擦られ、思わず身体がヒクついてしまう。
「へへ、怖い顔してても、さすがにイッたあとは敏感だよな、はははっは!」
身体の反応を指摘され、里穂は羞恥に頬を赤らめながら、うつむき加減で仕打ちにじっと耐えている。膣内を満たすドロドロの精液の一部が、不意にツーっと内腿を伝って流れ落ちると、里穂は不安げに眉を歪める。里穂の様子に調子づいた宗介は、さらに揺さぶりを続ける。
「先生さぁ、一発やって発情しちゃったんだろ?ほら、乳首がビンビンに立ってるぜ」
「う、うるさい、だ、黙ってよ!」
「あのさぁ、そんなスケベ丸出しで隣歩かれたら、こっちが恥ずかしいんだよね、人目ってもんがあるからさ」
淫らな行為も服装も全て強制されたものなのに、まるで自分の趣味でやっているかのように言われ、里穂は悔しさのあまり下唇を固く噛みしめた。
「仕方ない、僕は雄星と違って優しい彼氏だからさ、なんか羽織るもの買ってあげるよ」
そんなものは要らないから、今朝着てきたトレンチコートを返してくれと主張したが、宗介はまるで取り合ってはくれない。
そうこうしている間に、里穂は一階にあるファストファッション店へと連れられていた。店内はかなり混雑している。安価故に、中高生もよく訪れる店だ。星園学園の生徒と鉢合わせはしないかと、不安でたまらない。里穂の心拍数は高まり続けている。宗介は歩きながら背中や尻を好き放題に撫でているが、ここで抵抗して、押し問答をすればそれだけ人目に晒される時間が長くなる。屈辱に耐えながら、里穂はただ従順に宗介に引かれるがまま、店内を歩き回らされた。
宗介は、買い物かごに乱暴にワンピースやカーディガン、ジーンズなどを放り込み、これを手渡すと、奥のフィッティングルームエリアへ里穂を連れこんだ。店員に案内されて、一番奥のブースに里穂が入った、次の瞬間、店員の目を盗んで宗介が靴のまま侵入してきた。「な、なにを考えているの!」
外に響かない程度の、小さな声で里穂が抗議するのもどこ吹く風で、宗介は里穂を狭い空間のコーナーに追い詰めた。さらに首元に手を伸ばすと、ドレスの結び目をスーッと解いてしまったので、またしても布地は里穂の陶器のような素肌の上を滑り落ちていった。
試着室の中で全裸に剥き上げられた里穂は、両手を身体の前でクロスして、凝視する悪魔生徒の視線から裸身を懸命に守ろうとしている。さきほどの映画館内とは異なり、ここでは、キラキラした照明が全裸の素肌をまぶしく照らしている。
宗介は強引に里穂の背後を取り、腕を掴むと、鏡の前で立たせた。全裸の美人教師を後ろからハグする自身の姿を、悦に入って見入っている。見るものを不安にさせるほどか細い脛や、内腿。そしてそれとは不釣り合いなほど豊かな膨らみを見せる臀部、そしてそこから急激にクビレたウエスト。いつ見ても、何度見てもほれぼれとするような芸術的シルエットだ。ズボン越しに勃起したペニスが里穂のむっちりとした尻肉の感触に、踊っている。宗介は、自らも乱暴にパンツを脱ぎ捨てると、反り返った肉柱を誇示しながら言った。
「先生、ここではさっきみたいに長居はできないからさ。さっさと始めようぜ」
宗介の鉄柱が、避妊具も纏わずに女教師の爛れた肉溝に突き立てられた。里穂は腰を振り乱して挿入を逃れようとするが、因果を含められる。
「さっさとミルク搾り取らないと、店員が来ちゃうよ。これが見つかったら、困るのは先生の方だろ?未成年の男子生徒への淫行で逮捕だよ、くくく」
脅しで里穂の動きを封じると、宗介は容赦なく灼熱をぶつけてきた。
「は、はぁぅっ!」
思わず甲高い悲鳴が出てしまうが、すかさず宗介の手が口元を塞いだ。里穂は、両手を鏡について上体を支えている。奇しくも、劇場で雄星に突かれたのと同じ姿勢だ。暗闇の中で味わった絶頂の記憶が呼び起こされ、里穂の性感はあまりにも容易く、高みへと誘われた。例によって鉄のように固く勃起したペニスで膣襞が引っ掻き回される。オルガスムスの予感がむくむくと全身に充たされる。里穂の裸身は脂汗でびっしょりと濡れている。
(いけない、負けちゃだめよ、これじゃこの子達の、思うつぼじゃない)
自分が快楽に踊っている限り、この生徒たちにゴム無しセックス、そして膣内射精の口実を与えてしまうばかりだ。だが、女ざかりの肉体は、一度絶頂を迎えてしまうと、極端に敏感になってしまう。入り口から最奥部までを、ゆっくりとしたペースで肉刀が往来し、さらには甘い言葉をささやかれながら乳首をソフトに手の平で転がされる。すると膣の奥底から、ジュワっと熱い花蜜が分泌されるのが、自分でも生々しく感じ取れる。甘い敗北への誘惑が、じりじりと里穂の意識を侵食する。
(でも今日は、ちゃんと飲んできたから…)
里穂がどうしても本気で抵抗しない理由は、実はもう一つあった。ここ数日、避妊具の着用に応じてもらえない場面が多く、そのため、この日の朝、里穂は予防策としてピルを服用していたのだ。愛のないセックスで男に子宮を汚されること自体が、女として耐えがたい屈辱であることは変わりない。だが、妊娠の心配がない、ということが里穂を無意識の内に妥協へと動機づけていた。
声を出して歯向かったら周りに気付かれてしまう、早くしないと上映時間が終わる、あるいは店員が来てしまう。心の中で、そうした口実を並べながら、性感に溺れていくのは結局、この避妊薬を飲んでしまっていることも一因だった。
ふいに、鏡の表面についた手が宗介によって捉えられた。宗介は、自らの腕と里穂の腕を肘の裏で引っ掛けた。あたかも、乗馬をするような姿勢で、里穂の上体を無理やり起こす。
里穂は、鏡に映った自らの姿に、惨めさと共に、妖しい興奮を覚え始めていた。
(ああ、いやらしい、こんな姿…)
上体を支えていた両腕を奪われると、一層自重が結合部分にのしかかる。鋼鉄のような怒張が肉溝にこれでもかというほどきつく突き刺ささっている。
「く、くぅぅぅぅ」
もはや宗介の手は口元を覆ってくれていない。こらえようとしても、どうしても苦悶の声が零れてしまう。女教師からさらに恥態を引き出そうと、宗介は腰の動きを加速する。パン、パンという音が試着室に響く。
「早くしないと、いい加減怪しまれるよ。もう十分くらいは経ったろ。先生もしっかり動いてさ、協力してくれよな」
言われるがまま、里穂はクネクネと腰を捩り始めた。宗介の肉棒が「の」の字を描くと、それに合わせて里穂は逆方向へ腰を動かすので、雁首が肉襞を引っ掻く強度は倍加された。あるいは宗介が直進的に腰を振り、前後のピストンを加えると、里穂もそれに続く。切っ先と秘奥のインパクトは、一層強烈なものになった。
「ひぃ、ひぃぃ、はぁっ、はうぅぅ…」
言葉にならない涕泣が少しずつボリュームを高めていくのを、止められない。
「お客様、ご試着の方、いかがでしょうか?」
カーテン越しに、店員の声が聞こえてきた。もう十五分以上試着室内にこもって出てこないので、様子を伺いにきたのだ。店内が混んでいるので、プレッシャーをかけにきた、ということなのかもしれないが、もしかしたら淫らな声が響いてしまっているのかもしれない。中でセックスに興じているなどということがバレては、大変な事態になる……
「す、すみません、もぅ、もう少しで、終わりますか、らぁっ…」
「サイズのお取替えなどございませんかぁ?お持ちいたしますよぉ?」
「だ、大丈夫です。サイズは、問題、ぁぁ、ありませんから!」
荒い息遣いを抑えながら、何とかその場を取り繕った。里穂は背後の宗介を振り返りながら、切迫した様子で懇願する。
「お、お願い、もう、もう終わりにして!これ以上、続けたら…むぅ、うぅぅう、バレちゃうっっ…」
取り乱した担任教師の様子が愉快でたまらないのだろう、宗介はニタニタと笑みを浮かべながら答えた。
「もう出してほしいんだ?いいけど、その前に中出しのおねだり、聞きたいな」
これまで膣内射精を激しく拒んできた女に、進んでそれを求めさせる。サディストにとっては、このうえない趣向だ。宗介は、好き勝手な口上を耳元に吹き込み、里穂に強制する。
「ああ、あんまりよっ、そんなこと言えるわけないじゃない…」
宗介は意地悪く腰の動きを停止させた。
「おねだりするまで永遠にこのままだよ。これが見つかったらどうなるんだろうね、通報、されるのかな?俺は、先生に誘惑された、って証言するよ、いいの?」
言いながら、宗介はカーテンに手をかけ、それを開くような仕草をして里穂に揺さぶりをかけた。脅しは、効果覿面であった。
「…しょ、正気なの?そんなこと、ダメよ。分かったから、言うから、やめて、開けないで!」
「意地張らないで初めから言うとおりしてればいいのにさ。ほら、さっきの、言ってみなよ、早く!」
「は、宗介君、先生の、中に、お、オマンコの中に、な、生の、ざ、ザーメン、いっぱい、出して…ぅぅぅぅ」
「ああ、いいぜ、やってやるよ。ほら、全力でいくからな、覚悟しろよ、うぉぉぉぉ」
「ダメ、そんなに、急に激しくしたら、ぁぁぁ、イ、イ、イクっ、イッちゃう!」