恥獄パンデミック 若妻美容師 弥穂の場合 > 第8章 性奴のためのチャリティー
[あらすじ]
人妻で美容師の弥穂は、夫の零士とともに小さなヘアサロンを開業する。だが時を同じくして、新型ウィルスの伝染病が日本で猛威をふるっていた。

客足は遠のき、ついにはロックダウンで街はゴーストタウン状態に。
ウイルスの全世界的な拡大を前に、夫婦の蓄えはみるみる枯渇していく。
友人で、地元の信用金庫に勤める下村にだまされ、零士は筋の悪い金を掴まされる。やがてヤクザまがいの借金取りが現れ、零士は強引に危険なウイルスの"除染現場”へと連行されてしまった。

最愛の夫と引き裂かれた弥穂。零士が過労によって倒れたことで、「返済の代わりに」と、弥穂は借金取りたちによって身体を弄ばれ、犯されてしまった……。

縋るような思いで下村に助けを求める弥穂。だが、卑劣漢の本性を現したその男の手で、決して引き返せない、性の奈落へと引きずりこまれていった…… 。

2026.01.23 永井 亮
凌辱、NTR
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下村が、黒いブランケットに包まれた大きな物体を抱えてリビングに戻ってきた。男達による円陣の真ん中で床に尻もちをついた状態の弥穂。そのすぐ傍らに、その物体が据えられた。
「皆さん、お待ちかね。これが本日のメインイベントです。このチャリティーイベントのために特別に用意しました。女を鳴かせる、電動木馬です!」
 麗奈が、物体を覆うブランケットを勢いよく引き剥がした。姿を現したのは、「ロデオガール」と呼ばれるエクササイズマシーンだった。乗馬のような運動で、全身、特に体幹を鍛えことができる器具だ。
 弥穂は、すぐにそのマシンの異様さに気が付いた。まず、通常このような器具は両脚で座席のクッション部分を挟むようにして座るわけだが、そうした場合のちょうど足首にあたる部分に、手錠のような拘束具が備えられている。足首を器具と固定され、自分の意志では、降りることができなくなる……。さらに目につくのは、器具前方のコントロールパネルの端から、「自撮り棒」のようなものが伸び、カメラがこちらに向けている。いずれも、何らか改造が施された結果のようだ。
 だが、何といっても際立っていたのは、クッション部分の中央付近から天に向かって垂直に伸びたバイブだった。バイブは男性器を極めてリアルに模した素材をしている。特殊なゴムでできたそれは、包皮といい亀頭といい、浅黒くくすんでいて、リアルな男性器の質感を再現している。
「い、いったい、な、なんなんですが、これは……」
「ふふふ、分かってる癖に。これにまたがって、腰をフリフリするのよ。ちなみに、このおチンチン、見覚えはないの?」
「……し、知りません」
「ウソおっしゃい。あなた、ずいぶん物欲しそうな眼付で見つめていたじゃない」
 マシンの上の雁首の襟巻の部分に小さな瘤が六つ張り出しているところから見るに、省三のペニスを模ったもののようだ。写真や動画に収めた省三のペニスをコンピューターで解析し、業者に頼んで3Dプリンタで作成したという。太さだけは、本物のそれのちょうど八十パーセントのサイズに圧縮しているらしい。仕上がりに満足できずに、何度もやり直しを求めた結果、費用がかさみ、完成までほとんど三百万円も費やしたのだと麗奈が言うと、ゲストの三人は腹を抱えて笑い、省三も苦笑いをしている。弥穂ただ一人だけが当惑し、目を泳がせている。
「さて、ゲームの内容ですが、もうだいたい想像は着きますよね。弥穂がこのマシンのうえで、何度恥をかくか、それを当ててもらいますわ」
「ああ、そんなの、いやよ……」
 弥穂のか細い声も、男達の歓声でかき消される。
「そら面白ろそうやなぁ。乗る前に、試しにちょい動かしてみてくれまへんか?」
鴻上のリクエストに応えて、下村がリモコン操作でマシンを動かす。座席の部分がクネクネと多種多様な動きをランダムに繰り出す。速度や、振動の幅まで細かく調整もできるし、オートパイロットモードもあるようだが、下村はほんの十数秒ほど動かした後、停止ボタンを押してしまった。
「こいつの本領は、本番でお見せしますよ。その代わり、こっちもご覧ください」
反対側の手に持っていた別のリモコンを操作すると、今度は省三の疑似ペニスが律動を始めた。弥穂は、その異様な動きに目を見開く。
バイブは、外観こそペニスに似せているが、動きは決して人間のそれではなかった。まず、
肉茎全体のうねりは、本物のペニスでは絶対に不可能なほど柔軟性に富み、複雑。まるで、尺取り虫のように歪曲したり、らせん状に首を振ったり、あるいは急に直線運動に戻ったりといったグロテスクな動きをする。
だが、何よりも弥穂を怯えさせたのはシリコン玉の瘤までそれ自体が、自律的に蠢動することだ。瘤は雁首に留まらず、茎銅から根元へ、あるいは亀頭の先へと移動する。すなわち、マッサージチェアのもみ玉のような要領で、瘤が「ペニス」の表面を縦横無尽に移動する。肉茎自体の律動と、瘤の蠢動が同時に進行するのだ。
「ああ、どうしても、これに乗らないといけないのですか……」
「ふふ、怖いのね、狂わされるのが。皆さん、弥穂はもうイキまくるつもりらしいわよ」
「ち、違う、そんなんじゃ……」
「それで、制限時間は?」
 須藤が冷静沈着に尋ねる。
「そうねぇ、三十分くらいでいかがかしら?」
「ふむ。いいでしょう。この装置で三十分か。だが、奥さんの感度が分からないから難しいな。筑摩さんにはずいぶん鳴かされていたようだが」
 男達は腕組みをしながら、真剣な面持ちで考えている。弥穂と省三のセックス動画は、三人の来客たちには共有されていたが、ほんの五分ほどの長さのダイジェスト版に過ぎなかったので、弥穂の身体がどれほど感じやすいか、男達は測り兼ねた。
「まずは上に乗せてもらえませんかねぇ。挿入時の反応がヒントになるでしょうから。予想が出揃ったら、スイッチオンということでいかがか?」
 三島の提案に一同は賛同した。下村が弥穂を後ろから抱きかかえる。幼女に放尿をさせるときのように、足を割開かれ、肉の合わせ目がそそり立つ「ペニス」の上空にかざされる。
「ま、待って、待ってください……・」
省三が不機嫌そうな顔を作って言う。
「なんだ弥穂、まさか気乗りしないなんて言わんじゃないだろうな。せっかく俺の分身まで用意したというのに」
「ああ、こんな恐ろしいもの、嫌です!」
 バイブと瘤の動きが、瞼に焼き付いて離れない。(あんなものを、中に入れられたら……)想像するだけで、狂おしい。心の準備が整わず、足をばたつかせてなんとか逃れようとしてしまう。
「ワシに良い考えがある。これ、使いまひょ」
 鴻上が、ポケットから何やら薬品のチューブを取り出した。他の参加者から同意を得ると、鴻上は下村に抱きかかえるられた弥穂の両脚の眼前にしゃがみこんだ。
「奥さん、これでオマンコの中がたまらん気持ちになるんや。みんなには悪いけど、役得させてもらいまっせ」
 いつの間にかゴム手袋をした鴻上の指が、ジェル状の薬剤を突起に塗り付けてきた。包皮の上からだけでは飽き足らず、両手を使って尖りを完全に剥き上げたうえで薬剤を塗り込んでくる。鴻上の指が、何度も薬剤のおかわりをしては、弥穂の肉の裂け目に擦りつけている。
「う、うぅぅ、な、なにをしているんですか……」
「これかいな?肥後ずいきって聞いたことあるやろ?オマンコが積極的になる成分の入ったイモのことやけど、それを凝縮したものや。ワシと須藤先生の共同開発作品第一号」
「……やめて、そんなもの、塗らないで……」
「くく、遠慮せんでええ。これなぁ、効き目がすごいから、塗ってる指の方まで痒うなってくるんや。ゴム手袋は必須なんよ」
薬剤を塗布された部位は急速に熱を帯び、ジーンという痺れにも似た感覚に見舞われる。身体の異変に狼狽えた弥穂は、思わず叫ぶ。
「もう塗らないで、お願い!」
「止めていうても、もうほぼチューブ丸ごと一個分使ってしもうたわ。そうや、残りは筑摩さんの分身さんの方にも使うたろう。仲良くオマンコとおチンポクネクネしたらよろしい」
 鴻上は、チューブにわずかに残った薬剤を絞り出すと、それをロデオガールに連結された人工の肉茎にまぶしつけていく。そうこうするうちに、弥穂の媚肉は、火を噴かんばかりの疼きに見舞われた。
「うぅぅ、あ、あっ、か、かゆいっ、こんなのって……」
「ふふふ、相変わらずすごい効き目だこと。弥穂、観念なさい。この薬を塗られて、おチンポのおねだりをしない女はいないわ」
 弥穂の額には脂汗が浮かぶ。ツインのお団子ヘアも次第に乱れ、ほつれ毛が頬やうなじに纏わりつく。少女性は後退し、代りに妖艶な人妻の色香がムンムンと立ち上ってくる。腿を擦り合わせて痒みを鎮めたい欲求に駆られる。だが、依然として下肢は下村に割開かれたまま宙に浮いている。下肢は次第に隔靴搔痒の身悶えが大きくなる。
「ふふ、尻振りダンスが始まったわ。ねぇ弥穂。そろそろ気が変わった頃じゃなくって?」
「……」
 弥穂は、固く目を閉じ合わせて、どうにか痒みが収まるのを待ったが、薬の効果は高まるばかりだった。須藤が、下村に弥穂の身体を一度床のうえに下ろすよう、命じた。下肢を解放された弥穂は、モジモジと両腿を擦り合わせる。だが、中途半端な摩擦で媚肉の炎症は悪化する一方だ。指を入れて掻きむしりたい欲求が脳内を充満する。背中の後ろで戒められた指が行き場を求めて切なげに閉じたり開いたりしている。
「奥さん、やせ我慢はよくないぞ。何せこの薬の持続時間は最低でも五時間で、ピークは塗布してから一時間から二時間だ。どうだ、とても耐えられないだろうが?」
 須藤が勝ち誇ったように言うと、弥穂の勇気はくじかれた。
「もう、分かりましたから、許して……」
「乗るの、乗らないの、どっち?」
「くっ……の、乗ります。乗せてください……」
 右足を下村に、左脚を鴻上に持ち上げられ、大きく開脚したポーズで、弥穂は再び「ペニス」の上へと曳きたてられた。
 下村と鴻上は、タイミングを合わせて、「ペニス」の切っ先がほんの少しクレバスに触れるか触れないか微妙な高さで、弥穂の腰を揺する。寸土めされると、もどかしさは一層高まる。弥穂はもう首を振り立て、腰をくねらせながら声を荒げてしまう。
「ああ、もう、ひどいわ!やるなら、ひ、ひと思いに……」
「お・ね・だ・り、は?しないと一生このままよ?」
 正面から麗奈が弥穂の顔を覗き込むようにしながら言う。弥穂は、もう耐えられなかった。
「い、入れてください、お願いですから。省三様の、おチンチンおもちゃを……」
 弥穂の腰は、左右の大男二人によってじりじりと高度を下けながら、省三の疑似性器と連結されていく。疑似ペニスの表面には薬剤のジェルが塗り付けられてヌルヌルと照っていたし、なにより媚肉の表面から立ち上る掻把の欲求は、十分過ぎるほどの愛液の分泌を促していた。そのため、インサートは極めてスムーズだった。異形の玩具を進んで体内に導いてしまう惨めな思いすら、切迫した痒みの前に容易に洗い流されてしまう。
 やがて、男の手が左右の足を完全に放してしまうと、弥穂の腰は自重により深く沈みこみ、特殊ゴムの塊を根元まで呑み込んでしまう。
「あぁ、これは……」
 サイズこそ少し小ぶりに作られているが、雁首あたりの瘤は鮮烈に省三の男根の記憶を想起させる。瞼を閉じれば蘇る忌まわしいあの感触。だが、搔痒感に苛まれる今は、それがたまらなく愛おしく感じてられる。
 マシンの上で、微かに身じろぎするだけで、瘤と膣粘膜が重なりあい、ムズムズとする痒みがサーっと霧消していく。そのかわりに、膣の深層部からジワリと密液の湧出するのが感じられる。不快感が快感に転じる、その魔悦に、弥穂は心底狼狽した。
「さ、準備せんか」
 省三に促され、下村が弥穂の足首に手をかける。弥穂は膝を折りまげられ、マシンの左右側面に繋がった足枷に、細い足首を戒められる。後ろ手の拘束も未だ解かれていない中、足裏で体重を支えるさえことができなくなる。疑似ペニスと膣との間の接触は一層激しくなる。
「さぁ、皆さんにもよく見えるように、胸を張るのよ」
 息を潜めるように、前かがみの姿勢を取っていた弥穂だったが、首のリードをグィと麗奈によって引っ張られ、あっというまにマシンの後部のハンドルに固定されてしまった。
「あぁ、こんな恰好、あんまりです」
 背中で両手を拘束されたまま、軽くテンションを張った首輪によって、仰け反るような姿勢を強いられる。
「すごいな、これは。たまらん眺めだぞ!」
緊縛の愛好家である須藤は、普段のクールな態度とは一転して、興奮を隠しきれない様子だ。拷問器具の上で、豊満な乳房を前に突き出すようなポーズ。弥穂の荒い息遣いに伴って、微かにプル、プルンと二つの膨らみが震える様子は、男達全員をニンマリとさせた。暴れ馬が駆け出したとき、若妻の乳がどんなに淫らに弾むのか、男達の目玉が期待に爛々と輝いているのを見て、弥穂は思わず恥ずかしさのあまり目を背けてしまう。
 喜悦の兆しを隠そうとしても、隠しきれない弥穂を見ながら、男達はそれぞれの予想を宣言した。須藤が二回、鴻上が三回、そして三島が四回という回答に落ち着いた。
「出揃ったわね。でも、気持ちいいことしてもらってよがってるだけでお金をもらえるなんて、弥穂はいいわねぇ。ねぇ、少し腹が立つからこうしましょうよ。三島さんの予想が四回だから、弥穂は、五回以上イっちゃったら取り分なしってことで」
 弥穂は恨めし気な視線を麗奈に向ける。
「何?不満なの?あなた三十分で五回もイクつもりなの?」
「う、ぅぅ……なんでもありません」
「あとぉ、イクのは自己申告制にしましょうね。ちゃんと自分で数を数えて頂戴ね。もし誤魔化したりなんかしたら、分かってるでしょうね。こっぴどくお仕置きだからね」
「……はい、気を付けます……」
「はーい、じゃあ、いい加減はじめましょうか。制限時間は三十分、弥穂が何度気をやるか、じっくり見ていてくださいな。さ、下村君。スイッチ、オンで!」
 下村が、手元のリモコンでマシンを起動した。微かな作動音と共に、木馬が少しずつ胴体を揺らし始める。弥穂の腰が、「8」の字を描く。緩やかなスピードではあったが、それでも密壺を疑似ペニスに攪乱されると、込み上げる愉悦に、弥穂は思わず嬌声を吹き零してしまう。だが、開始して三十秒も経たないうちに、下村が唐突に動作を止めてしまった。
 (ああ、どうして……)
 マシンが止まると、疑似ペニスとの間の甘美な摩擦も唐突に途切れてしまう。すると、瞬く間に痒みが息を吹き返してくる。それも、先刻とは比較にならないほど強烈な痒みだ。
「く、くぅぅ……」
 言葉にならない呻きが口の端から零れる。
「ははは!たまらんやろう?何せこの薬は女性の愛液と混じると急激に効果が増すようにできとるんや。この様子やと、もう奥さんのマンコの中は、トロトロに爛れきってるでぇ」
鴻上が得意顔で言う。弥穂は、好奇の視線に焼き焦がされるような羞恥を味わいながらも、腰がひとりでに、まるでマシンの動きをトレースするようにうねるのを、止められなかった。
(ああ、こんなこと、したくないのに、止められない……)
「下村君、ひどいじゃないか。レディにこんな恥をかかせて。なぁ、弥穂?もっとマシンで揺さぶってほしくてたまらないんだろう?」
 切なげに睫毛を震わせる弥穂に省三がいつになく甘ったるい声色で語りかけると、弥穂はもうこっくりと頷いてしまう。
 木馬が再起動する。今度は先ほどのようなゆったりとしたペースに留まらない。若妻の女体は、振り落とされそうなほど(ただし足と首を固定されているので落馬しようにも出来ない)激しく揺さぶられる。
「ひ、ひぃぃぃぃぃぃっ、そんなに、き、急に、しないでっっ!」
 マシンの描く大きな弧が弥穂の理性をズタズタに切り裂く。強制的なグラインドと疑似ベニスにより、膣の中が文字通り練り上げられる。運動の中心である腰回りに少し遅れて上半身が振り回されるので、双丘は痛いほどに揺れる。左右に、上下にタプーン、ボヨーンと重たげなバウンスを見せる両胸に男達の視線が注がれる。
マシンが小休止すると、ぜぇぜぇと荒い息を零す弥穂を見下ろすように、麗奈が言う。
「厭味ったらしく揺らしちゃって。ムカついてきちゃった」
麗奈が弥穂の左右の乳頭をきつく抓りあげる。スレンダー体系の麗奈には胸の膨らみが殆どなく、実はそれがコンプレックスだったのだ。
「い、痛いです、何を」
 麗奈が下村に目配せすると、マシンは再び暴れ出した。今度は、8の字の曲線的な運動ではなく、極めてシンプルな上下運動だ。ドースン、ドースン、という大きな振れ幅で身体全体が宙に浮き、最後には勢いよく打ち下ろされる。麗奈に乳頭を摘まみ上げられているので、身体がマシンに持ち上げられる度に敏感な尖りはピーンと引っ張りあげられる。
「い、痛い、痛いです!は、放して、もう放してください!」
 マシンのストロークは、大きくなる一方。乳輪は千切れんばかりに伸び切り、弥穂は金切声を上げて許しを請う。
「そう?やめてほしいの?なら、私の機嫌を治して頂戴?」
「うぅぅ、そんな、どうすれ、ぃぃっ……ば、いいんです、かっ、あああ!」
弥穂は、痛みの前にもううまく言葉を繰ることができない。もう、なりふり構っていられ
ない。とにかく、自分を極限まで貶めるしか、この鬼女の気を鎮めることはできないのだ。
「ああ、いやらしい、胸、を、だらしなく、くぅぅぅ……揺らして、しまって、ほんとうに、み、見苦しい、ところをお見せして、麗奈奥様を、不愉快な気持ち、に、いぃぃぃ、してしまって、ほんとうに、もぅ、申し訳、ありませんでしたっ!」
 痛みのあまり言葉を詰まらせながらも、何とか屈従の台詞を振り絞った。これまでの筑摩家の勤務で、何度となくこうしたマゾの口上を言わされていたこともあり、弥穂の口からはこうした台詞が、自分でも思いがけないほどに口を突いて出てきた。麗奈は、満足した面持ちで、若妻の両の乳頭を掴んだ指をぱっと放した。
 痛みから解放されると、自然と密部の奥へと意識が向かうか。痒みと性感が複雑に折り重なって、甘い痺れ。女の最深部を疑似ペニスが機械特有の正確なリズムでドン、ドンとノックする。
「そろそろ一度昇天してもらいましょうかねぇ」
下村が、リモコンの摘みをジリジリと回す。マシンは少し振れ幅を抑制し、代りにスイングスピードを急激に上げていく。
「あ、あぃ、ぃぃぃいいいいっ!」
 既に入念に膣内を練り上げられていたので、秘奥の器官は欲しがるようにせり出していた。そこに高速のパンチラッシュを見舞われ、弥穂は瞬く間に高みへと追い立てられた。顔面は紅潮しきって、目つきは兆し切っている。理性の崩壊が目前に迫っていることは、本人を含めて誰の眼にも明らかだった。
「も、もう、ダメです、い、イク、イキ、ますっ……」
 
 絶頂に達しても、暴れ馬は踊り続けた。人間の男相手とは異なり、マシンは女の懇願等お構いなく作動し続ける。高校生のように性欲・精力のピークであってもこのような最高速度を何分もキープすることは出来ないだろう。残忍な機械の振動に、弥穂は狼狽している。
「そ、そんな、このまま、なんて……うぅぅ、止めて、一度、休ませて、あああ」
「へへ、すこし時間が押しているからな。ここから、連続イキ地獄といきましょう」
下村が、来客たちを煽るように言いながら、マシンをオートパイロットモードに切り替える。マシンの動きは、更に洗練された、複雑なものに変わる。8の字カーブの運動、そしてその逆回転といった形で膣全体を揉み解すような動きと、垂直的なピストン運動が交互に繰り出される。それぞれで異なる快感のツボが押されることになり、弥穂の膣はもはや全体が焼けただれるような刺激で炎上している。
「もう、お願いですから、これ以上は、う、ぅぅぅ、ま、またイキます。に、二回目、イクっ……」
 二度目と三度目のアクメの感覚はほんと一分もなかった。弥穂の肉悦はほとんど絶頂付近に張り付いたままだ。
「なあ下村君、早く!まだ中の方を動かしてないだろう。ほら、出し惜しみをせんでくれ!」
 三島は、弥穂の膣に突き刺さったバイブを作動させることを求めた。後一度気をやれば、このゲームに関しての勝利の権利が鴻上から三島へと移る。さらに二度以上達してしまった場合は、弥穂は取り分を放棄させられる。残り時間は、あと五分といったところか。既に二敗を喫している三島が焦るのも無理はない。一方鴻上はといえば、このままあと五分が過ぎれば自分の勝利にはなるが、弥穂がバイブのうねりで一層鳴き狂う様を見たいという気持ちもあり、心中は複雑だ。
「はいはい、分かりましたよ。こっちがお好みですね」
 下村により「ロデオガール」の方の動作を止まる。弥穂は、もう息も絶え絶えの様子で、肩を上下させている。まもなく、膣の中に異変が生じた。ついに疑似ペニスが密壺の中で律動を始めたのだ。
「あああ、それは、しないでぇ、あ、あはぁぁぁん」
甘ったるい、鳴き声が響き渡る。微かな作動音が、膣内での蠢動を想起させる。だが、弥穂が本能的に身を固くし、下腹部に力を込めると、作動音が静まり返る。
「皆さん、先ほど弥穂の膣万力についてはご覧いただいたばかりでしょう。このように普通のバイブの動きなんて封じてしまうのです。ですが、ご記憶ですね?こいつにはもう一つ切り札があるんです」
勿体ぶった口調で下村が言うと、二つあるうちのもう一方のスイッチをオンにした。
「あ、あぃ、ひぃ、ぃぃぃぃ、ダメ、ダメ、ダメよ、やめて、これ以上は、ああああ!」
弥穂は、半狂乱で叫んだ。バイブの表面下で、シリコン玉が暴れ出したのだ。バイブ自体の動きを封殺するように収縮した膣襞が、瘤に引っ搔かれ、押しのけられる。快感電流が花芯を中心に伝播し、腰骨が溶けるような感覚に襲われる。下腹部に力が入らなくなり、ついにはバイブ本体も膣内で再び活躍し始める。女の秘園は、悪趣味な人工物によって、徹底的に踏み荒らされた。
「もう、ダメだって、言ってるじゃないですか、と、止めて、お願いです、お願い、ねぇ、下村さん!あああ、ダメ、よ、四回目、い、いっ、イッちゃう、イク、イクっ!……・はぁ、はぁ、はぁ、ああ、そんな、まただわ、もう、どうして、止めてくれないんですか!ひどい、こんなの、お、おかしくなっちゃう」
四度目のアクメを見届けた三島がガッツポーズで悦びを露わにする。弥穂にはもう後がなくなった。後一度、気をやれば、失格扱いだ。
「ふふ、あと二分ってところかしら。我慢できるかしらぁ?」
 疑似ペニスと瘤の乱舞は、一切留まるところを知らない。麗奈は、弥穂がもう無限のアクメループに入っていることを確信していた。男達は、若妻から限界を超えた痴態を引き出し、さらに報酬までも召し上げてしまうサディスティックな悦びで、眼を見開いている。
(ああ、みんな、私が壊れるのを、期待しているんだわ……)

 もはや、賞金のことなど、考えている余裕はなかった。ひとりでに痙攣を繰り返す膣と総身を制御することも厭わしい。孤立無援のこの空間で、弥穂はもう抗う気力を維持することができず、あっけなく五度目の絶頂を告げた。

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