[あらすじ]
人妻で美容師の弥穂は、夫の零士とともに小さなヘアサロンを開業する。だが時を同じくして、新型ウィルスの伝染病が日本で猛威をふるっていた。

客足は遠のき、ついにはロックダウンで街はゴーストタウン状態に。
ウイルスの全世界的な拡大を前に、夫婦の蓄えはみるみる枯渇していく。
友人で、地元の信用金庫に勤める下村にだまされ、零士は筋の悪い金を掴まされる。やがてヤクザまがいの借金取りが現れ、零士は強引に危険なウイルスの"除染現場”へと連行されてしまった。

最愛の夫と引き裂かれた弥穂。零士が過労によって倒れたことで、「返済の代わりに」と、弥穂は借金取りたちによって身体を弄ばれ、犯されてしまった……。

縋るような思いで下村に助けを求める弥穂。だが、卑劣漢の本性を現したその男の手で、決して引き返せない、性の奈落へと引きずりこまれていった…… 。

2026.01.23 永井 亮
凌辱、NTR
読者タグ: なし

下村は、浴槽の中で射精を終えると、ようやく弥穂を解放した。弥穂はトイレで捩じり棒を引き抜くことを許された。散々荒らされた直腸は、栓を失うと、あっけなく決壊した。ど、ど、どっと宿便が零れ落ち、便器の中に吸い込まれていく。捩じり棒の効力に、弥穂は震撼した。下村がもしセックスの最中にこれを引き抜いていたら、そう想像するだけで、弥穂はイヤな汗が噴き出てくるのを感じた。
 肛門と共に、ビデで先刻の白濁もなんとか流し終え、弥穂は裸にバスタオルだけを巻いた姿で、リビングに戻った。もう二十三時になろうかというところだった。下村が、冷蔵庫から拝借したのであろう、ソファにふんぞり返って缶ビールを飲んでいる。いつのまにか、さっきまでつけていた眼帯も、既に脱ぎ捨てられている。左目には特に傷もアザも見当たらない。弥穂の同情を引くための小道具に過ぎないことは明らかだったが、それを非難する気力も、湧いてこなかった。
それ以上に弥穂の気持ちを逆なでしたのは、下村が勝手に零士のジャージとTシャツを着こんでいたことだ。
「勝手に借りて悪いな。でも背広で寝るわけにもいかないだろ」
「ね、寝るって……」
 もう都合三度もセックスをさせられた。今夜はこれで解放されると思ったのに、この淫鬼はあろうことか夫婦の新居に泊まるつもりなのだ。
「今日はここで泊めてもらうよ。明日は長時間運転しないといけないんだ。お前のところのベッド、気に入ったよ。おかげでぐっすり眠れそうだ。よろしくな」
「……勝手にしてください。私は、ソファで寝ますから」
「ダメだ、お前も来るんだ」
 下村は、弥穂の手を引いて、強引に寝室に連れ込んだ。
 腕を引かれた拍子に、胸の上で結わえたタオルが解け、床に落ちた。全裸の弥穂は、下村に抱きすくめられた。一気にまた貫かれるのか、と身構えた弥穂だったが、流石の下村も精巣を空にしたようだ。特に前戯やセックスを仕掛けてくるわけでもなく、ただ弥穂の裸の乳房の谷間に顔を埋め、頬ずりをするばかりだ。
「こうやって寝るのが好きなんだよ。巨乳ちゃんはこれに限るぜ。ほら、頭を撫でてくれよ」
 弥穂は、命令にしたがった。この男が再び精力を取り戻して襲い掛かってくる前に、速やかに眠ってもらいたい、その一心だった。
奇しくも、夫の零士も同じように赤ん坊がするように弥穂の胸元に顔を寄せて眠るのが、好きだった。セックスをした夜も、そうでない夜も零士と一緒に落ちる眠りは、いつも安らぎと多幸感に充ちていた。愛する夫のためだけに捧げる神聖な場所を、卑劣な淫鬼に占領されている。自分がとことん堕ちてしまったという惨めで、思わず涙が頬を流れ落ちた。

 翌朝、目覚めた下村は、弥穂に命じて朝食を作らせた。衣服は一切身に着けることを許さず、素肌の上に、白いエプロンだけを纏わせた。
 フレンチトーストとサラダを用意する弥穂の背後から、丸出しの尻を撫でたり、エプロンの隙間からはみ出た横乳に指を添わせたりして、弥穂を困らせた。
「弥穂は食べないのか?」
「私は、結構です」
 強いられてもいないのに、食事を共にするということは、この凌辱魔の存在を受け容れたことになる気がした。それに、頭をよぎるのは、昨日の捩じり棒のことだ。これから、夫の入院先の病院へ、下村の車で向かうわけだが、この男のことだ、何も性的な悪戯を仕掛けてこないとは到底思えなかった。もし昨日のように尻を責められたら……。そう思うと、食欲など起こるはずがなかった。
「じゃ、そろそろ着替えて出発するか。せっかくのデートだし、弥穂の着る服は俺が選ばせてもらうぜ」
「くっ……」
 挑発的な下村の言動に、弥穂の表情が曇る。こんな男と、病床の夫の元へ向かわないといけないと思うと、悔し涙が流れそうになる。だが、下村はいくら聞いても入院先の病院を教えてはくれない。この男に着いていくしか、選択肢がないのだ。
「これなんかいいな、清楚で、弥穂にぴったりじゃないか」
 クローゼットを物色する下村が手に取ったのは、ライトブルーのⅤネックカーディガンだった。昨年の初夏に零士が表参道のセレクトショップで購入し、プレゼントしてくれたものだった。レーヨン入りの生地は肌触りが滑らかで、上品な透け感がお気に入りの一点だった。
「……わかりました」
 カーディガンを受け取った弥穂がインナーのカップ付きタンクトップを衣装ケースから取り出そうと手を伸ばした瞬間、下村がそれを制止した。
「おい、誰がそんなものを着ろといったんだ?」
「えっ……」
「そのまま素肌の上に羽織るんだよ」
「まさか、冗談でしょう?」
 薄手の生地の下に何も纏わず、外を歩くなど、到底考えられなかった。まして今日は愛する夫にほとんど一か月ぶりに再開する日なのだ。こんな非常識な恰好で病床の夫の前に立つなど、受け入れがたい。だが、下村はニヤニヤと不快な笑みを浮かべながら弥穂を追い込む。
「ふふ、俺はお前の乳袋がこの薄い布切れの中でブルンブルン弾むのが見たいんだよ。いや、そんなとびっきりセクシーなお前を、世界中に見せつけたいのさ」
「く、狂ってます、そんな、とても無理です」
 食い下がる弥穂に、下村はわざとらしく舌打ちして気勢を削ぐ。
「おいおい、昨日はあれだけ乱れておいて、今更気取るなよ。それともやっぱり一発ハメないと素直になれないのか?俺はいいんだぜ、別に。あいつの顔なんぞ見たくもないんだ。この週末ぶっ通しでお前とやりまくって過ごすのも悪くない」
凄まれると、弥穂はぐうの音も出ない。
 当惑の表情を浮かべながら、カーディガンに袖を通す。ひんやりと感じる接触冷感機能が備わった生地に、思わず肌が粟立つ。
「おお、やっぱり思ったとおりだ。似合ってるよ、弥穂。デカ乳が半分くらいはみ出して、これは注目度抜群だ。入院先の病院でも噂になりそうだな、ははは!」
「うぅぅ、ひどすぎます、こんなの……」
 Vネックの首回りから合わせ目のあたりは控えめなフリルで飾られている。普通であればキャミソールやカットソーを覗かせるそのエリアから、豊満な上乳が覗いている。悩ましすぎるその光景を前におおはしゃぎしている下村とは対照的に、弥穂は蒼ざめ、言葉を失っている。
「スカートは碌なのがないな。やっぱり用意しておいてよかった。これ、あげるよ」
「なんですか、いったい……」
下村が、アイボリー色の小さな布切れを突きつけてきた。恐る恐る広げると、どうやらそれはスカートの形状をしている。
「心配すんなって。伸縮性抜群の素材だから、弥穂のデカケツもちゃんと収まるはずだ」
 こんなものを用意しているところを見るに、この男は初めから弥穂を陥れるつもりだったのだ、と思い知らされる。弥穂はこの男を家に招き入れてしまったことを心底後悔したが、逆らうことは出来なかった。
そのマイクロミニのスカートに足を通す。よくストレッチの聞いたその素材は、確かに尻を覆ってはくれた。だが、その分、ピンと張り詰めた布地は薄く伸び切り、尻割れのシルエットも生々しく浮かび上がらせてしまう。素肌の色にも近いアイボリー色ゆえに、遠目に見ればほとんど生尻を晒しているようにすら見えるかもしれなかった。
「おや、ちょっと小さかったか。すまんすまん。でも、弥穂がこんなにいい肉付きをしているのが悪いんだぞ」
「いやです、こんなの、絶対にイヤ!お願いですから、普通のものを着させてください」
「ひどい言い草だな。弥穂に似合うと思って選んだのに」
「これでは、まるで……」
「露出狂、だな。弥穂みたいな浮気妻にはぴったりじゃないか、ははは!」
 弥穂は、悪意に満ちた言葉に胸を抉られた。破廉恥なファッションに身を包んで、戸外を歩かされると想像しただけで、腋下にイヤな汗が噴き出してきた。

 結局、ライトブルーのカーディガンとアイボリー色のマイクロミニの他には、ストッキングも含めて一切身に纏うことを許されず、弥穂は下村に手を引かれた。玄関に据えられた鏡に映った自らの姿が、視界に入ってくる。想像はしていたが、改めて直視するその淫猥な出で立ちに、弥穂はパニック状態に陥った。
「ほんとうに、こんな恰好で、外に出られません。む、胸が、透けています!」
 薄手のカーディガンは、乳頭の形をぷっくりと浮かびあがらせているだけではなく、乳輪全体の翳りまでも映し出していた。これでは、半裸で歩かされているのも同然だ。すれ違う人に乳を晒しながら歩くなど、若妻にはとても耐えられるものではない。
「お前がスケベな期待をして乳首を立たせているから目立つんじゃないか?普通にできないのかよ?」
「ああ、ひどい、もうそんな言い方はよしてください。私、こんな姿で夫の前に出られません!お願いですから何か下に、着るものを……」
「仕方ねぇな、乳首だけはカバーしてやる。ほら、ボタンを外して開いてみろ」
 下村は、カバンからガムテープのロールを取り出し(万一弥穂に抵抗された場合に備えて用意していたのだろう)、乱暴にビリ、ビリと2枚、それぞれ三センチ四方に千切った。
「ほれ、ニップレス代わりだ。これで十分だろう?」
 ガムテープを両乳首の上にいい加減に貼付られる。これ以上の譲歩はありえない、とばかりに下村が乱暴に弥穂の手を引き、部屋を出る。なんとか乳首の存在だけは隠すことができたが、それでも弥穂は惨めさに半べそをかいていた。

Xでポスト

このエピソードの感想を書く

まだ感想はありません。