[あらすじ]
私の名前は、笠谷摩耶。派遣社員。派遣先の会社は例の新型ウィルス感染爆発の影響で全館閉鎖。契約の都合で、在宅勤務も認められず、一時休業状態に。ひそかに好意を寄せる男性社員から、自宅で仕事を手伝ってほしい、と言われてから、私の人生は大きく変わってしまった。

凌辱専業作家が描く、女性一人称作品。「拗らせ女子」が語る、甘く、切なく、狂おしい奈落。

2026.01.11 永井 亮
女性一人称、ハード、処女、拗らせ
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パーティ会場。中央のテーブルに、私の裸体が乗せられている。両手、両脚とも、無数の手で押さえつけられている。Xの字の形に固定されたまま、微塵も身動きが取れない。
ほとんどの男達が、もう衣服を脱ぎ捨てて、性器を剥き出しにしている。今にも襲いかかろうとする獣たちを制するように、鈴原が声を張った。
「はいはい、焦らない焦らない。夜は長いからね。それより、女には準備ってものがあるから。ちょっと協力してちょうだいな」
 どうやら、現地社員の中に一人、日本語の分かる者がいるらしい。気弱そうな、線の細い男性社員が鈴原の通訳係を務めている。
「今日は生憎、女性社員が全然出席していないからかしら、スイーツの方がたくさんあまっちゃってるみたい。もったいないから、少し召し上がれ」
 鈴原の手には、冷凍ホイップクリームが握られていた。先端が、ハサミでカットされ、思いきり握り絞られると、中からウネウネとクリームが捻りだされた。
螺旋階段の形を描きながらクリームが私の乳首の上に折り重なり、乳房の頂点部分を広く覆った。そのうえに、デコレーション用のチョコレートチップがまぶされる。両方の胸に、いやらしい化粧が施された。
「はーい、オッパイケーキの出来上がり。食べたい人、どーぞ」
「き、きゃっ、やめてっ!」
「ふふ、いっぱい舐めて、って言ってるわ。ほら、訳しなさい」
「ち、違うぅぅっ…」
男達は、すぐさま遊戯の意図を理解して、我先にとむしゃぶりついてきた。おっぱいが、タプタプって揉みこまれながら、唇で生クリームごと乳首が吸いあげられる。ズル、ズルズルっていう、いやらしい音。耳を塞ぎたいけど、がっしり両腕を押さえつけられているからそれもままならない。
「でかぱい、なましぼり、えろい」
通訳係の男が、言われてもないことを呟いて鈴原と染谷を大笑いさせた。私一人が、悲壮な顔つきをしている。
 左右のおっぱいの前で、列がつくられている。生クリームが姿形もなくなるまで吸い上げられた時点で、鈴原が肩を叩いて、交代。なかなか交代に応じない男もいて滞っている。列の後ろからは怒号が聞こえてきた。
「あらあら、せっかくの楽しいパーティなのに、短気な人が多いのねぇ。じゃ、仕方ないからこっちの方もオープンしようかしら。染谷君、こっちお願い」
 鈴原が、私の足元側にいる染谷に、ホイップクリームの新しいパッケージを投げ渡した。悪い予感しかしない。
 予想通り、新品のクリームは、私の股間に照準を合わせた。今朝剃り上げられたばかりの丘の上に、こんもりと真っ白いピラミッドが築かれた。列の後方の男達が、競い合って私の股の間に駆け寄ってきた。複数の男達が、唇をよせてきた。
「やめて、やめてってば!ねぇ、Please, please, don’t do that!」
私の悲鳴になど、まるで耳を貸さずに、男達は犬のように私の大切な部分を舐めまわしてきた。男達の涎とクリームが混ざり合って、ものすごく不潔な感じがする。
「くくくっ、感染が怖いだなんだといって、こんな風に唾液に触れ合うのは気にしないんだな。呆れた奴らだ」
 染谷が蔑んだように言う。
 十人の男達に、左右のおっぱいと、アソコを舐めしゃぶられる。大勢に肌を見られる恥ずかしさで、初めこそ私の身体は固く、快感の波を拒んでいたけれど、なんども繰り返し舌先や唇で刺激されているうちに、理性の防御は少しずつ溶かされていった。眼を開けば、発情した犬みたいな男達の、充血した目玉ばかりが視界を埋め尽くし。もう、気が変になってしまいそうだ。私は、固く目を閉じ合わせて、自分が快感の波に足を掬われないように、意識をなるべく身体の反応から遠ざけようと、最大限の努力をした。
「さて、中の方からも、液が垂れてきたころじゃないか」
 唐突に、冷たい金属の感触が私のラヴィアに触れた。恐る恐る、眼を開けると、染谷の手にしたステンレス製のバターナイフが二つ、膣の中に突き刺さっていた。
「ひ、ひぃぃ、何をするんですか!」
「中の様子を、みんなに見てもらおうと思ってね。ほら、どうだ、お前ら、見えるか?」
 二つのバターナイフが、膣壁を押し広げるように、左右に向かって開いた。ヌチュっという湿った音が、会場内に響く。粘着質な視線が、大切なところに降り注ぐのを感じる。私はいてもたってもいられずに、腰を振り乱したけど、あっけなく取り押さえられた。
「さて、今度は天然のバターを召し上がってもらおうかしら」
 開かれた膣の奥を、大勢の男に舐められる。想像するだけで、背筋がぞわぞわしてしまう。
だけど、次の瞬間に、アソコに触れた感触は、舌や唇のそれじゃなかった。ざらついた、束子のような感触が、割れ目の入り口付近から、充血したお豆の部分を掠めた。乾いて、尖った刺激が、全身を駆け抜けて、私は思わず腰を大きく浮かした。私の大袈裟な反応に男達が湧き上がるのが聞こえる。
「…いったい、何を…」
「融けたバターには、やっぱりこれだろう?」
 染谷が私のあそこに突っ込んでいたのは、焼き目のついたバゲットだった。こんがりと焼けた表面に、仄かに体液が付着して、光っていた。染谷が、それをみんなに見せつけるようにしながら齧ると、数人の男たちも、隣のテーブルに並んだバゲットを手にした。私は、すっかりパニック状態に陥った。
 今みたいな刺激を、続けられたら…とても、耐えられない。無反応を貫きとおすなど、とても不可能だ。待って、やめて、という声もうまく発することができないまま、次の刺激がやってきた。大切な部分が、理性と共にヤスリでガリガリと削りとられるみたい。
「ああぁぃぃぃぃっっ!」
 乾いたバゲットの表面が、上下に往復されるとともに、私の腰は激しく波打った。その様子が、ものすごくふしだらであることは、自分でも分かる。だけど、全然止められない。
「もうやめて、十分ですから!」
「あなたは十分でも、男達はまだまだ腹ペコみたいよ」
「もう、続けないで、これ以上は、あ、あぅぅぅぅんっっ、ダメ、ダめぇぇぇ」
「Hey, She is reaching to the end. Finish her off」
「Yes, Ma’am」
 鈴原の煽りに呼応するように、私の股の間に潜り込んだ男が、バゲットを上下させる手を加速させた。私は、内腿をすり合わせ、その動きを止めようとした。けど、もう、手遅れだった。腰が、バクっん、バクっん、バクんっていう感じで、テーブルの上を跳ねまわった。

 私は、気絶する寸前まで、擦り上げられた。絶頂の回数を数えることもできないくらい、しつこく何度も責め上げられて、口の端からよだれが零れ落ちるのを笑われた。
「…はぁ、はぁ、もう、もう終わりにして、お願いですからっ!」
「そうねぇ、そろそろバゲットも完売しちゃったところね。そうだ、ねぇ摩耶。あれやりなさいよ。『服従』のポーズ」
「あぁ、こうでしょうか…」
 私は、社長室での調教で、鈴原から『服従』のポーズを仕込まれていた。四つん這いの姿勢から、両手でお尻のお肉を思いきり左右に割開くポーズ。高く突き出したお尻と、股の間の二つの穴が、外気に晒されて、不安でたまらなくなる、そんなポーズ。少しでも手の力を抜くと、すかさず鞭が飛んでくるので、私は全力で恥ずかしい部分を曝け出すことを強いられた。それを、十名の男達、それも添田さんのチームメンバーたちの前で、披露させられる。
 何度もイカされているから、開かれた膣はきっと、濡れて光っている。愛する人以外には見せてはいけない部分なのに、無数の男達の顔が迫っている。生暖かい鼻息がすぐそこに感じられるほど、近い。
「な、なんですか!今度は、何を…」
 角ばった固い何かが、膣の中を一瞬攪拌して、蜜を掬ったあとに、私のお尻の穴をノックした。首を捩じって何が起きているのか確認しようとするけど、自分のお尻に隠れて、「それ」の正体は確認できない。
「ふふふ、なんでしょうねぇ、当ててみなさいよ」
「く、くふぅぅぅぅぅん」
鈴原が手で操る「それ」は入り口部分をノックするだけでは飽き足らず、ついに私の後ろの穴の中に、頭をめり込ませてきた。多分、小指の先ほどの太さだけど、私をパニックに陥れるのには、十分だった。
「こうしたら、どう?どんな気分?」
 四角柱状のそれが、私に突き刺さったまま、回転する。ゴリゴリ、ゴリゴリゴリって、直腸の中が掻きまわされる。耐えきれなくって、私は片手をお尻から放して、鈴原の手を押さえようとした。
「コラっ、手はお尻!お仕置きが必要だわね。こうしてあげる」
鈴原の手の平が、「それ」をパン、パンと二度ほど叩いた。「それ」が一層深くに潜りこんできて、私を焦らせた。
「ほら、そこのあなた。いいわよ、これ、食べても」
 男の一人が、私のお尻から飛び出した「それ」に食らいついてきた。ポキポキっていう軽快な音をたてて、その四角柱は男の歯で噛み切られた。男の唇が私のアナルに口づけるところまで迫った。わたしは、声にならない悲鳴を噛み殺した。
 ふいに、男が私の中に埋められた部分を思いきり吸い上げた。「それ」は、あっけなく私の中から飛び出して、男の口の中に収まった。お腹の中の切迫感から唐突に解放されるその感覚は、快感に似ている、といえば似ていた。だけど、羞恥心の方が圧倒的に強くて、その芽はまだ小さく芽吹いただけだった。
コリ、コリ、という咀嚼音が男の口から聞こえる。
「さて、分かったかしら、これが何か?当てたらご褒美をあげるわよ」
「…わ、分かりませんけど、えっ、キュウリか何かですか…」
「正解!すごいじゃない、あなたのアナルの感覚。ご褒美に、これ全部上げるわ」
 鈴原が、グラスに収まった野菜スティック(キュウリや、ニンジン、大根、セロリ等)を私の眼前に突きつけてきた。
「あなたが逃げ回っている間に、美味しいバーニャカウダがすっかり冷めちゃったからね。お詫びにあなたのお尻で味付けして皆さんに楽しんでもらいましょうよ」
「い、いや、そんなの絶対にイヤです!やめて、お願いだから、許して…」
私の懇願など無視して、鈴原は私をいたぶるための食材を男達に配って回っている。私は、絶望的な気分を味わった。

「あ、あっ、っぃぃぃん…」
 男達の手に持った野菜スティックが、私のお尻の中を、行ったり来たりする。あるいは突き刺さったまま、円を描く。中が、掻きまわされる。それだけでも、泣きたくなるほど辛いのに、最後には思いきり深くまで挿入されてから、男達の口の中に、放出させられる。
そのあとも、男達の唇は私の恥ずかしい部分をしつこく吸い上げて、交代しようとしないので、うしろで順番を待っている者から怒声が聞こえてくる。
 あと何度、何人の男に、こんな破廉恥なことを、許さないといけないのだろう…角ばったもので中を荒らされているうちに、お腹の中が波打ってきた。ギュル、ギュルギュル、ギュル。イヤな汗が、全身から噴き出すのを感じる。鳥肌が立っているのに、同時に身体が焼けるように熱い。
 ふいに、今までより太めのものが、押し入ってきた。少しの差なのかもしれないけれど、ほんのすこし大きいだけで、圧迫感が全然違う。決して誰にも触れさせてはいけないその部分を、無理やりこじ開けられる。出し入れされると、内臓まで引き出されているような気持になる。
「あぅぅぅ。もう、許して、終わりにして…」
許しを乞う声なんて、誰も聞いてくれない。
私の深い部分にまで潜り込んだスティックを、端の方から男の歯が、ガリ、ガリガリって齧る音がする。その響き、なんだろう。多分、ニンジンか…そう思ったその瞬間だった。前歯がそれを嚙み切った拍子に、分断された残りの部分が、私の奥の方に、吸い込まれてしまった。えっ、ダメ、なに、これ、もしかして…
「あれぇ、この子、お尻の穴でニンジン食べちゃったじゃん、面白すぎるんだけど」
 周りが、どっと沸き返った。これから、自分がどれほど恥ずかしい思いをしないといけないか、想像しないわけにはいかなかった。

 誰かに無理やり引っ張り出してもらった方が、よほどマシだった。だけど、鈴原は私に、自分で出せ、と囁いた。しかも、手は使うな、って…
「ひり出すのよ。簡単でしょ、ウンチするみたいに、ふふふ。でも気をつけないと、余計なものまで出ちゃうからね。そうなったらもう、お嫁にもいけないわねぇ、くっくくくく」
部屋の中の空気が、今までにも増して陰湿になるのを肌で感じた。みんなが、私の失態を期待してる。私が、見せられないものを見せてしまうことを。
「こんなことをさせて、何がたのしいんですか!狂っています…」
「じゃあさぁ、救急車でも呼ぶ?お尻で食べてみたらおいしいかなって思ってやったら出なくなっちゃいましたぁ、先生、助けてくださぁいってさ♪」
「ば、バカにしないでください、あんまりです、うぅ、うぅぅぅ…」
悔しくて、涙が込み上げてきた。芝居がかった鈴原のセリフが通訳係の声で現地語に訳される。時間差で起こった嘲り笑いで、私の泣き声はかき消された。

「う、むぅぅぅっ、んんんっ…」
 力んでみるけど、うまくいかない。力が入らない、というよりも、入れることができない。慎重に、中から外へ、押し出そうとするけれど、ふと力を抜いた瞬間に、逆戻りしてしまう。その様子を、十人の男達に、好き放題覗き見られている。下卑た笑い声が絶え間なく響いている。男達の放つ言葉の意味が分からないだけ、まだマシだった。
「ふふ、よくそんなに見せつけるなぁ。開いたり閉じたりして。つられてオマンコの方もヒクヒクしてるんじゃないか。エロいぜ、摩耶」
 染谷が、揶揄いながら、私のクリトリスをピーンと弾いた。
「ぃや、やぁっ!」
 私は、お尻を高く突き出したまま、顔を床に突っ伏した。次の瞬間、後ろ髪を思いきり指で掴まれ、引きあげられた。
「ダーメ。ちゃんと気張ってるお顔も、見てもらわなくっちゃ」
「そんな、と、撮らないで…」
ふと顔を上げると、鈴原は子分にした通訳係にスマホを渡して、カメラで私の顔面を撮影させていた。お尻に力を入れて、変な顔になってるところ。それを見られて、おまけに記録までされている…。私は、もう顔面から火が出そうなくらいだ。
「もう、いつまで待たせるのぉ。協力してあげるから早くなさいよ」
「えっ、なんですか、ちょっと…」
何か、ヌルヌルしたものが、お尻のお肉の間の谷底に注がれた。
「ふふ、オリーブオイル。これで少し滑りがよくなるでしょう。ほら、スポって出しちゃいなさいよ」
このまま待っていても、辛い思いが長引くだけ。私は、思い切って、今までより大きな力をお尻の中に込めた。
ニョキ、ニョキ。異物が、お尻の穴を拡張しながら、外に向かって押し出されていく。一人ぼっちのトイレの中でしか、絶対に味わうことのない、あの感覚。それが今は、たくさんの人に凝視されているのが、信じられない。
もう少し、あと少しで終わるのが、自分でも分かる。スティックの端が、ついに私から零れ落ちる、その瞬間。お尻は、もう自分の意志とは無関係に、自律的に運動を始めてしまった。あっ、いけない。そう思った時にはもう、遅かった。

ぷっ、ぷぅぅぅ

時が止まったような静寂の後、悪意に満ちた笑いに包囲された。私は、強いられた服従のポーズも放棄して、両手で自分の身体と顔を隠した。そうして、ズタズタに傷つけられ、化膿した心を、必死で守ろうとしていた。

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