カレと、ワタシと、パンデミックと 派遣社員 摩耶の場合 > 第2章 在宅勤務、という名の同棲生活
[あらすじ]
私の名前は、笠谷摩耶。派遣社員。派遣先の会社は例の新型ウィルス感染爆発の影響で全館閉鎖。契約の都合で、在宅勤務も認められず、一時休業状態に。ひそかに好意を寄せる男性社員から、自宅で仕事を手伝ってほしい、と言われてから、私の人生は大きく変わってしまった。

凌辱専業作家が描く、女性一人称作品。「拗らせ女子」が語る、甘く、切なく、狂おしい奈落。

2026.01.11 永井 亮
女性一人称、ハード、処女、拗らせ
読者タグ: なし

私の膣が、彼の形に完全に馴染んでしまうと、添田さんの腰の動きは、いよいよ激しくなった。私の一番奥の部分を、狙い撃ちするように、ドスン、ドスンと突き上げてくる。一撃一撃で、背中に電流が走る。私は、上体を起こしていられなくなって、ダイニングチェアの背もたれに身体を預けた。体重を支えることに気を取られる必要がなくなると、意識が一層彼との接点の方に集中してしまう。
添田さんは、時折自分のペニスをマドラーのようにして私の中を攪拌してくる。クチュ、グチュと湿った音色を奏でる。
「だ、だって、そんな風にするから」
お前はこんなに濡らしてるんだぞ、分かるか?そう言われているような気がして、思わず
口走ってしまった。
「え、何?どうした?」
「な、なんでも、ありません…」
「もっと激しく、してもいい?」
「え、もっと、ですか⁉」
私は、YESとは言っていない。(NOとも言っていないけれど)
なのに、彼はもう本格的にギアを上げた。
彼は右腕を私の右肩に乗せ、私の頭をカバーするように抱きかかえた。左手は、背もたれを握りしめた私の左手の上に、重ねられた。
「いくよ。覚悟して」
「こ、怖いです…」
「痛くなりそう?」
「い、いえ、そうじゃなくて…い、いいいん」
抜けそうなほど腰を引いて、たっぷりと助走をつけながら、彼の腰が私にぶつかってきた。木製のチェアが二人の体重を受けてミシ、ミシと軋んでいる。
「あ、ああああっ、こんなの…」
一人でするエッチでは、絶対に体験できないような衝撃。奥の奥に、彼の尖端が突き刺さっている。
「もう一回、今のほしい?」
おねだりさせる気だ。なんだか少し悔しくて、私は首を横に振った。すると、彼、今度は腰を平仮名の「の」を書く様な形で動かしてきた。焦らすようにゆっくりとしたペースを維持されると、狂おしくなってくる。
激しく打ち付けられるカタルシスを覚えこまされてからのこの仕打ちは、あんまりだ。
「これもいいんじゃない?」
「ううっ、意地悪っ…」
彼だって、ほんとは全力でぶつかりたいはず。それなのに、私だけにおねだりさせようとしている。ずるい。悔しいけど、私はもう耐えられなかった。
「そうじゃなくて、もっと激しく」
「激しく?どうしてほしいの?」
「だから、だから…突いてほしいんです!」
よく言えました、とばかりに私の頭の上を撫でさすってから、彼は本気で腰をぶつけてきた。もう、焦らしもなにもなく、延々と打ち付けてくれた。
「あ、あはぁぁぁぁぁんっ!」
自分のものとは思えないほど、イヤらしいメスの声が零れてくる。
「ごめんね、ここ、あんまり防音、よくないんだ」
「む、むぅ、ぐぅめんなはい…」
彼が私の口元を覆った。私、そんなに、大きな声だしてたの…。
でも、口を覆われると、逆に自分で声が抑えられなくなってしまう。彼の手の平の中で、湿った吐息が溢れかえった。

立位で交わっているのがさすがにお互い辛くなってきた。彼がダイニングチェアに腰かけて、私がその上に乗っかることになった。私は、彼の顔が見たかったから、正面から跨ろうとしたのだけど、彼は背面坐位を求めた。私はそれに応じた。
私は左右の足を大きく開いて、彼の両足を跨ぐような姿勢になった。両手は、彼の膝についている。
「摩耶も、動いてみて」
「…こっ、こうですかっ?」
モゾ、モゾ、モゾっと腰を上げ下げするうちに、自分のペースがつかめてきた。
「あぁ、なに、これ、すごい…」
「ふふ、エロいじゃん、摩耶」
「言わないで、恥ずかしいからっ…」
言いながらも、もう腰が止まらなくなっていた。
一定時間続けると、子宮の奥から熱いものが吹きこぼれるような感覚に襲われて、自分をセーブしてしまう。そんなとき、彼は督促するようにズンズンと腰を押し上げてくる。
「続けて、続けてよ」
「うぅぅ、分かりました、こ、これで、これでいいですかっ!」
もう自棄(やけ)になったように私は腰を上げ下げした。
私のお尻のお肉が彼の筋肉質な腿とぶつかる乾いた音。私の中の接合部が奏でる湿った音色。二つが部屋の中に響いて、淫らな雰囲気が漂う。
彼の膝を握りしめる指に、力が入る。私の胸を鷲掴みにしている彼の手からも、緊張が伝わる。気持ちよさそうな、苦しそうな呻き声が聞こえてきて、私の脳を揺らす。彼も、もう言葉を発することを止めた。きっともう、限界なんだ。

早く彼を楽にしてあげたい、そういう気持ちと、このまま身体のぶつかり合いに身を任せていたいという気持ちの間で、揺れていた。
「あああっ、ごめん、も、もう限界だ」
「う、うん、来て、思いっきり、よくなって!」
「く、くっ、出るよ、出るっ…!」
彼はもう腰を振るのを止めて、身震いを私の身体に擦りつけるようにしている。
私の中で、彼の存在が一層大きく感じられる。彼の性器はひっそりと息づき、膨張と収縮を延々と繰り返す。まるで、求められる悦びに目覚めた私を祝福しているみたいに。

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